もう夏休み終わって、学校が始まっている方もいるでしょう。

まだの学校もあるでしょう。

「不登校は不幸じゃない」

学校に行かなくてもいいじゃないか、って言葉は、そうなんだけど、でもそれだけでは届かない人もいます。

カウンセラー、コーチとしてはもちろん、ゲートキーパーの方々サポートをしているのもあり、あえてこのブログを書きました。

敏感な人と訳されるHSP(Highly Sensitive Person)の方向けに書きました。

HSPは5人に1人と言われています。

中島のスコア

HSP診断テスト

https://hsptest.jp

この診断テストは長いんで、簡単に言うと

「誰かが怒られている場にいると、自分が怒られていないのに、自分が怒られているように感じてしまう」

「そんなの考えすぎだよ、って人から言われる事があるし、自分でもそう思う時がある」

この感覚を持っている人に向けて書きました。

なぜかというと、中島がHSPの特性を持っているからです。

そして、クライアントさんにはHSPの特性を持っている方が多いんです。

それが、このブログを書こうを思った理由の一つです。

対外的に活動している人の多くは「非HSP」の方。HSPの人は「他者からの批判が怖いから」対外的に活動している人は少ないんです。それだけじゃなくて、5人に4人が非HSPですからね。そうすると、発言している人の多くが非HSPの人で、非HSPの人向けの言葉は、HSPの人に届くわけではないんです。

さて、ここまで読んで違和感を感じるなら、読むのやめて別の事してください。

万人ウケするブログではなく、困っているHSPの人だけに書きます。

あなたが、HSPだと感じているのなら続けて読んで欲しい。

あなたの周りに、HSPの方がいるのであれば読んで欲しい。親とか教育現場とか、もちろん職場でもそうです。

でも、あなたがそうではないのであれば、読むのやめて別の行動して欲しいと思います。

そのくらい、HSPとそうでない人の世界の捉え方は、違うんですよね。

イメージ的には

「今まで右利き用のハサミしかなかったけど、自分左利きなんで左利き用のハサミ欲しいんすけど」

「いや、オレ右だし、左のハサミとかいらなくね?」

って思って欲しくないんです。

どっちが良いか?ではなく、どっちも大切!

では、あえて、とんがらせて書いていきますね!

「不登校は不幸じゃない」

そう言われて、うんそうだよね!って思える人は、HSPじゃないと思うんです。

「は?つうかさ、行きたくて行けない時点で不幸じゃね?勉強だって遅れるし、親にブーブー言われウザいし、でも親が悲しんだりしてるのは申し訳ないと思うし、でも行きたくても行けなくて、つうか将来どうすりゃいいの?そもそもなりたいのもとか夢とかないし、いやあるけど今の学校行けてない自分がそんなの叶えられるわけもないし、つうかそれで不幸じゃないとか、どうなのよ?」

とかって思うのがHSPなんですよね。

あ、もちろん個人差はありますけど。

その言葉を、そのまま受け止めずに、その裏側の理由を勝手に考えてしまう特性なんです。

「めんどくさいですね?疲れません?大変なんですね?」

とか言われますよ。

あ、中島の気持ちを話した時のクライアントさん達のリアクションですけどね。

そんな、めんどくさいHSPの人が自分らしく生きるために必要なのは、知識と、受け止めれくれる人です。

不登校に至った経緯や自分自身を知る事、自分の考えや価値観を受け止め話せる相手、この2つが不登校を乗り越えるために必要です。

今までも何人もの不登校の子ども達とセッションして、学校に復帰するサポートをしてきました。全てのクライアントさんにとって「不登校は結果であり、原因ではない」って事です。学生の頃は不登校って呼び名でも、学生が終われば「引きこもり」や「NEET」って呼び方になったりもして、それって実は同じなんですけどね。

HSPは深く思考する特性があり、非HSPの人から見た、どうでも良い事にだって深く思考してしまいます。

家族からの言動、教員や同級生先輩後輩からの言動、その人がどんな意図で発したのか?ではなく、自分がその言葉をどう受け止めたのか?なんですよね。

「学校に行かない」選択をした理由は、今までの積み重ね。

きっかけとなった行動が原因でもないし、明確なきっかけがないケースだってあるんです。

HSPの人は、いわゆる真面目な人が多い。

だからこそ、もっと知識を得ましょう、学びましょう!

思い込みを無くしていくためには、知識が必要です。

特にHSP等の心理学系の本を読みましょう!

今自分が見ている世界が、世界の全てではない事を知ろう!

そして、あなたが自分の考えを話せる、あなたが信頼できる相手を見つけましょう!

HSPは5人に1人って言われています。

それって、家族の中に自分しかHSPがいない、って事もあるんですよね。

逆に、学校では非HSPの先生が担任になる可能性が高いって事です。

親戚の叔父叔母や、習い事の先生でも、斜めの関係の人がオススメです。

ってか、今そんな人がいたら、不登校にはなっていないでしょう。

いないなら、見つければ良い!

あなたが信頼できる人は必ずいます!

でも、だからこそ、他者の評価ではなく、自分の人を見る目を信じていきましょう!

と書くとですね

「不登校の話がないじゃん」

って思うでしょう。

まあ、思いますよね。

知識と相談相手!

しか言っていないですし。

でも、だから、それしか言っていないんです。

不登校は結果でしかありません。

学校に行くか?行かないか?

も大切なんですけどね。

HSPの人にとって、それよりも大切なのは・・

「学校に行きたいのか?行きたくないのか?」

「それはなぜなのか?」

「どうすればそれが達成できるのか?」

と思考し続ける事が大切なんです。

だってHSPなんだもん!

非HSPの人みたいに、ワクワクする未来が提示されてワクワクすれば解決!って風には行かないんです!

考えちゃう生き物なんだから、考えないやり方ではなく、考え方が大切なんです!

講座では、自己肯定感を高めよう!とか言ってますが、

自己肯定感=知識×行動×主体性=考えるチカラ

なんです。

低学年だったら他者の価値観で生きても良いけど、思春期に入ったらもう自分の価値観で持って、主体的に生きる必要があります。

思春期になっても他者の価値観で生きていると、苦しいですよ。

親の価値観、先生の価値観、同級生の価値観・・・

その言葉に振り回されるのがHSPなんです。

だからこそ、自分の意思で、学び、行動し続ける事が大切。

それこそが、不登校を乗り越えるために必要な事なんです。

もちろん、このブログに書いた事が全てではありません。

あなたの答えは、あなた自身の中にあります。

相手の成功は相手のものでしかないですが、でも、参考にする事は出来ます。

社会は非HSPのために出来ています。

HSPは少数派だし、まあ、仕方ないですよね。

でも、HSPの能力を社会は求めています。

HSPの深く思考する能力を、社会は求められているんです。

とはいえ、今あなたが生きづらさを感じているのなら、共感しサポートする人間がいるのを知ってください。

それは最後の手段としても、まだまだやれる事はありますよ!

自己肯定感=知識×行動×主体性=考えるチカラ

本を読んだり、YouTubeでも、知識を得ていきましょう!

それを実際に、達成可能な範囲、行動可能な範囲で、行動して行きましょう!

それらを、自分の意思でやりましょう!

HSPの人は、特にこの「主体性」が大切!

自分で決断するのも技術であり経験値が必要です。

小さなことから、経験してレベル上げていこう!

このブログで伝えたかったのは、

あなたは、まだまだ自分を上手く使えていないだけ。

もっともっと、自分を自分らしく動かす事ができるよ!

って事なんです。

今不登校とか学校行ってるとか、実はどうでも良い事。

今この瞬間だけでなく、過去だけ見るのでもなく、未来もみていきましょう!

それでも、本当に悩み苦しんだら、連絡下さいね!

あなたは、もう一人ではないんだから。