皆さんこんにちは なかじまなび塾 の中島です。
このブログは「どん感な世界のあるき方」と題しまして、私と同じようにHSPの方や、内向的な方向けに、日々の生活を少しでも楽にするような情報をお伝えしていきます。
YouTube動画とも連携していますので、ブログと動画と、どちらもご活用下さい。
どん感な世界のあるき方 その3「HSPは、親子でもわかり合うのが難しい」
今回は「HSPは、親子でもわかり合うのが難しい」についてお伝えします。
ざっくり言うと
「人は世界をみているフィルターで見ていて、そのフィルターが一人一人異なるから、そのままでは分かり合えない」
と言う事です。
この動画でいう「わかり合う」とは「世界をみているフィルターを合わせる」事です。
生まれながらの特性だけでなく、好き嫌いや様々な経験による価値観等がフィルターとなり、人はそのフィルターで世界をみています。
そのフィルタにより、捉え方は全て変化します。
そのフィルターの1つがHSPです。
思考が深いHSP、行動したい非HSP、そしてその中間。
そもそもフィルターが違うんです。
さらにHSPは思考が深いため、相手がHSPであったとしても、深く思考しすぎてしまい、他社から「考え過ぎ」と言われるほど、独自のフィルターで世界を見ている傾向にあります。
以上により、
親子であっても、HSPが他者とわかり合うのが難しい
と言う事になります。
じゃあ、どうすれば良いのか?は
「わかり合うには、知識が必要です。気持ちとか愛情とか、そう言うものではありません。
コミュニケーションの技術と言っても良いでしょう。中島はそれを学んで今の仕事をしていますから。
特にHSPであれば、知識を得て活用する事でHSP以外のフィルターに合わせることもできるでしょうし、HSP以外の様々なフィルターにも合わせる事ができるようになります。
また、この鈍感な世界には「わかり合う事が素晴らしい」との情報が溢れています。
家族愛やわかり合う事の素晴らしさが、テレビでも本でも様々なメディアに取り上げられています。
でもそれは、HSPに向けた言葉ではなく、HSP以外の人達に向けた言葉です。
HSP以外の人達は、それを娯楽として楽しんで、そして忘れて行きます。
でも、HSPであれば、それも思考の材料として取り込んでしまい、どんどんHSP以外の人のフィルターとかけ離れたフィルターが強くな理、思考すればするほど「わかり合う」から遠ざかってしまうんです。
そんな鈍感な世界の情報は置いておいて、実際には血のつながり良いも「わかり合える」事があります。
大切なのはフィルターを合わせる事であり、実際には、タイプの違う親子よりも、他人でも同じHSPか非HSPかの方が、まだわかり合えるんです。
中島が行った「ワタシのトリセツ講座」での話です。
思春期をよりよく過ごして、自己肯定感を高めて社会に出て欲しい。
そんな思いを形にするために、小学3年生以上を対象とした、中学に上がる前に親子関係をアップデートして、親が思春期の子どもの相談相手となる事を目的に行った講座を開催しました。
講座は、机上だけで知識を学ぶのではなく、実際にワークを行い、自分の取扱説明書を自己申告で作成しました。
その講座に参加した二組の親子の話です。
1組が、中間の親と、HSPの子ども。
1組が、HSPの親と、中間の子ども。
ワークをして行って、グループセッションしていく中で、HSPの親御さんが言いました。
「HSPの子どもと一緒にランチしたい。色々とわかり合えるから」
と。
お互いに、自分の子どもが「何を考えているのかわからない!」と言っていたのに、血のつながらない他人の子どもの方が「わかり合える」と感じるものです。
これは愛情とか家族愛とかと言う話ではありません。
そのくらい、世界をどうみているかのフィルターが大切、だと言う事です。」です。
まとめると、「HSPは、親子でもわかり合うのが難しい」については「世界をみているフィルターが異なるから」であり「誰もが自分と別のフィルターで見ている事を自覚する事と、理解者をまず1人見つける事」が大切です。
より効果的に行いたければ「わかり合うには、知識が必要です。気持ちとか愛情とか、そう言うものではありません。特にHSPであれば、知識を得て活用する事でHSP以外のフィルターに合わせることもできるでしょうし、HSP以外の様々なフィルターにも合わせる事ができるようになります。
もう1つ、同じHSPの、学び合えう仲間を見つけよう!第一印象を信じて、誰かの評価ではなく、あなたの直感を信じてちゃんと分類しましょう!」を行いましょう
参考図書