心のストレッチ その22
「自分の価値観を押し付けずに祝おう!」
今日は、私がプログラミング授業を行った小学校で卒業式が行われます。
「NPO法人の理事長として、初めてお祝い電報出すか!!」
とか思いましたけど、今の状況ではと断念しました。
卒業式が縮小されたり、やめたところもあり、それだけ聞くと、可哀想だなって思っちゃいます。
でもそれって、本人達はどう思っているんでしょうか?
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中島の実体験ではありますが、小学生の頃に父を亡くしているので、多くの人達から「可哀想」と言われてきました。でも、実際はそんな事なくて、母親ががんばってくれたり、兄弟もいたし、おばあちゃんや親戚の方々のサポートもあって、色々あったけど楽しく生きてきました。悲しい事もあったけど「可哀想」と言われるたびに、可哀想でなくてはいけないのか?と思ったものです。
だって、父親がいる事を知らないから、今しか知らないから、わからないんですよね。
なのに、多くの人達が、父親が生きている人達が、自分と違う境遇なだけで「可哀想な子ども」のレッテルを貼られて、とても嫌な思いをしてきました。
卒業式が縮小されて悲しいのは悲しいでしょう。でも、本人がそれを悲しんでいるんでしょうか?
子ども達が、私達は可哀想なんだ、と思っているんでしょうか?
悲しんでいるのは、親です。
哀れんでいるのは、大人です。
あなた達が、自分と同じ経験を出来ない子ども達を哀れむのは良いですけど、子ども達に「自分達は可哀想なんだ」と価値観を押し付けるのは辞めてくださいね。
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とまあ、感情が乗ってしまいましたが、悲しみよりも、ここまで生きてきて卒業できた事を素直に喜んで祝って欲しいんです♪
卒業とは、門出です。
あ、もちろん、家を出るわけでは無いですけど。
そんな祝いの場では、大人の未練ではなく、前を向いて一歩一歩進んで欲しいじゃ無いですか!
そして、私達大人も、子ども達の負けずに成長していくためにも、今日はお祝いしましょうね!