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今まで多くの方のカウンセリング、コーチングを行って来ました。 特に今は自己肯定感を高める事を目的とした「コーチング3ステップ」を行っている中で、多くのお母さんが悩みの原因が、幼少期に親から受けついだ鎖が、今でも自分の行動を縛り、子どもへと無意識に縛り付けてしまっているのが原因である事がとても多いんです。

その悩みの原因である鎖についてまとめましたので、子育てはもちろん、楽しく生きるヒントにしてもらえると嬉しいです。

多くの方が悩みを抱え苦しむ原因の多くが「過去からの鎖と、今を生きる自由への葛藤」です。

「親の言う事をききなさい」と言った鎖に縛られても、自由を求めなければ、それはそれとして悩みを感じていない人も多く居ます。そんなもんだ、と諦めていれば、不満は口にしても深くは悩んでいないのでしょう。

でも、自由に自分がやりたい事を押さえつけられて来た事に気付き、それを求めた時から悩みが生まれます。

でもでも、それは前に進むためには必要な過程なんでしょうね。

多くの親が、自分が親から受け取った鎖を、無意識に子どもにも巻き付けています。親の威厳を保つためだったり、子どもが外に飛び出さないようにするためだったり、自分の感情のはけ口だったり。

それは言動により、子どもの可能性を、自己肯定感を著しく押し下げます。「お前はダメだ」といった言葉で劣等感を植え付け成長を否定したり、「親の言う事を聞けば良い」と考える力を奪い、答えが外側にあるかのように思い込ませ、「だから言ったじゃない」と失敗を非難しチャレンジする事をとどまらせます。

この鎖が恐ろしいのは、鎖に縛られている事に気が付けない事にあります。親からの言動が、やがて自分の信念になってしまい、私には能力が無いと思い込み、自分での決断や新しい事へのチャレンジによる失敗を恐れ、親や占い、権力者や有名人に答えを求め、自分での判断を放棄してしまいます。

そんな自己肯定感が低いままでは、自分が出来ない事は、子ども出来ないと思い込み、子どもの自己肯定感を高める事を難しくしています。

そんな鎖の存在を、悩みの形で、自分自身に教えてくれます。何で出来ないんだろう?との思いは、鎖に縛られている事を教えてくれています。出来るはずなのに!!との思いが鎖をはずに一歩目です。

・あなたは特別な人間であり、あなたを求める人が、必要とする人が居ます。
・あなたの人生の答えはあなた自身の中にあります。
・考え方を教わって来ていないので、小さな一歩から始めましょう。
・失敗は行動した結果ではなく、チャレンジしない事です。
 
自己肯定感を高め、鎖を外して行く事を1人で出来る人もいるでしょうし、多くの人はサポーターが居た方がより早く鎖を外す事ができます。 幼少期の子ども達が、親や周りの人達からの暖かい思いを受け取り自己肯定感を高めるように、はじめはあなたを認めてくれる人が身近に居た方が、早く自己肯定感を高める事が出来ます。

そして、鎖を認め、外す事は、今までの自分を否定する事ではありません。

大切なのは「未来に向かって、今何をするか」です。

私は、私自身が受けた鎖を、半分は息子に渡してしまったと思っていますし、今はその鎖を外している途中です。それは、息子のためはもちろん、私のまだ見ぬ孫に鎖が渡らぬように、今鎖を断ち切る事が、親から受け取った私の宿題です。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。納得する事も、そうでない事もあったと思います。

あなたが悩んでいて今のままで良いのなら、それもよいでしょう。でも、悩みを克服し自由に生きたいのなら、どうか勇気を持って、小さな一歩踏み出して欲しい。そして、一緒に宿題を終わらせましょう!