IMG_2811

最近の中島家では、対話だけでなく「考える事」を重要視している。

子どもが小さければ、色々な事を教える事も必要だろう。

だが、子どもが成長すれば、子どもは親の意見に反発していく。子どもの成長に合わせて、親も成長し、接し方を変えていく必要があるが、子ども自身がどうしたいのか分からない事が多い。

それは子どもが、自分と向き合い考える事を、考え方を学んでいないからだ。

 

学校では考え方を教えてくれない。

素晴しい先生も多く居るが、それでも学校は、知識とルールを教える場所だ。生きるための基礎学力を学ぶ事は大切だし、社会で生きて行く上でルールや理不尽さにふれるのも大切だろう。

でも、私達親世代がそうであるように、学校で考える事は教えてくれない。テストの問題の解き方は教えてくれても、自分自身と向き合ったり、自分の弱みや強みと向き合う事は教えてくれない。

 

考え方は技術であり、自然には身に付かない

何才だから、何年生だからと年数によって考える力が身に付いていると勘違いしている親は多い。

でも、待って欲しい。あなた自身はどうだろうか?あなたは自分の頭を整理出来ているだろうか?もし整理出来ているとしたら、それは自然と身に付いたものだろうか?

また、私はバカだからと諦めている人もいるが、考える事を学んだ事はあるのだろうか?考え方を学んでいないのに、諦めている人が多いように感じている。

考え方は技術であり、誰もが身に付ける事はできる。そして、技術だからこそ、年をいくら重ねても、身長が伸びるようには身に付かない。

 

ビジネスマンよりも親にこそ必要

今では多くの思考法が世に出ている。20年程前には一部の人しか知らなかった事でも、学校や講座にでなくても、本屋やインターネットで学ぶ事ができる。

そして多くのビジネスマンが、お金を出して学び結果を出している。

私が息子と2人暮らしになった時に、育児書を十冊以上読んだかが、そこに納得するものはなく、ビジネス向けの本にこそ求めていた答えがあった。

コミュニケーションや、効率良く学ぶ加速学習、自分自身と向き合う手法、私を支えている多くの考え方は、育児系からではなくビジネスマン向けのものだ。そして息子に対して、もちろん自分にも、活用しより良い関係を気付けている。

時間の無さで行けば、ビジネスマンよりもお母さんの方が無いし、営業や職場内コミュニケーションよりも、親子や夫婦間の関係の方が重要だ!

 

より良い手法は、小学生でも使える

ビジネスマン向けというと、アタマのいい人むけでしょ?と勘違いされる事が多いが、多くの手法は小学生でも活用可能である。

私が学んで来た、マインドマップや全脳思考にエンパシーライティング、5CコンサルティングにロジカルシンキングにナチュラルブリリアンスモデルにU理論に・・・

固有名詞をビジネス用語から、普段の言葉に替えるだけで活用出来る。素晴しい手法はシンプルであり、小学生にも少し教えれば、誰もが使えるようになるのだ。

 

結果を変えたければ、今の行動を変える!

親子問題や、過去の自分との葛藤、多くの悩みを聴き解決するお手伝いをしているが「行動を変えずに違った結果を求めている」人が多い。

諦めたら、そこで試合終了だ。

それでも「ワタシはダメだ」と話す人の可能性を、私は信じている。何も気付いていなければ、そんな言葉は出てこないだろう。

前に進みたいけど、進めない、そう思っているからの言葉だと受け止めているから。

対話はとても重要だけど、子どもと話し手もラチがあかない、そう感じているのなら考え方を親子で学ぶタイミングなのかもしれない。

あなただけが学ぶよりも、子どもだけが学ぶよりも、親子で一緒に考え方を学び対話をもっとより良いものにしよう!

それが今と違う結果を求める、新しいもう1つの行動だと信じているから。