相手が子どもでも、大人でも、誰かを教育や指導しててうまくいかないと感じている人に読んで欲しいと思って書きました。
今日Twitterでのつぶやきを詳しく解説します
人の指示に従って生きてきた人は、相手が指示に従う事を求めます
— 中島 征一郎@先生の先生 (@nakajimasei) January 3, 2021
自由に生きてきた人は、相手に自由を求めます
どちらが良いか?ではなく、相手がどちらを求めているか?が大切です
自由に生きて先生になった人は少ないので、指示に従うだけではなく、自分に由って、自己選択する経験が必要です
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人の行動基準には、大きく二つに分けられます。
・指示に従う
・自分に由って生きる
指示に従うとは、誰かの価値観で生きると言う事です。
法令遵守もそうですし、大人や先生や声の大きな人や、自分以外の指示に従うと言う事です。
こう書くと、なんか主体性が無くダメそうな感じですけど、でも、生きるのに必要なチカラです。
自分に由って生きるとは、自由に、自分の価値観で生きると言う事です。
自分の好き嫌いに向き合い、同調圧力にも負けず自分の声に従うと言う事です。
こう書くと、なんか自己中心的でダメそうな感じですけど、でも、生きるのに必要なチカラです。
大切なのは、バランスです。
どちらが良いか悪いか、ではなく、今の状況に合わせて二つを選択できるようなバランスが大切です。
・・・自分の行動基準としては。
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ですが、誰かに指導する時には、問題が発生します。
今までにどちらの方で生きてきたか?
それが、指導する時に影響します。
指示に従って生きてきた人は、相手にも指示に従う事を求めます。
自由に生きてきた人は、相手にも自由に行動する事を求めます
どちらが良いか?
ではなくて、相手がどちらを求めているか?が大切なんです。
相手が自由に生きたいのに、指示に従わせようとしても、うまくいきません。
相手が指示に従いたいのに、自由に生きさせようとしても、うまくいきません。
相手の価値観だけでなく、その目の前の状況によっても変化します。
子ども達に対してだけでなく、大人に対しても同じです。
相手がどちらを望んでいるか、観察して、切り替えていきましょう。
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と言うのは簡単ですけどね。
切り替えるためには、どちらも経験する必要があります。
指示を守る方が得意な人は、自分で決めていく経験をしていきましょう。
自由に生きるのが得意な人は、誰かの指示に従う経験をしていきましょう。
あなた1人であれな好きなように生きれば良いです。
でも、誰かと関わるのであれば、どちらも選択できるようにしていくと、あなた自身のストレスが激減しますよ!