私の好きな言葉に、

「学ぶ事をやめた時に、教える事をやめなければいけない。」元フランス代表監督ロジェ・ルメール

があります。

教えるからこそ、学び続ける必要があります。

それは、最新の知見を得るために、情報をアップデートし続けるために、って理由もありますが、それが一番ではありません。

一番の理由は、学ぶ側に立つ事で、学ぶ人の気持ちに寄り添えるようにするためです。

学びには「深める学び」と「広げる学び」と大きく2種類に分けられrます。
自分の得意分野について探究していく深める学びと、新しい事や苦手な事にチャレンジしていくのが広げる学びです。

一月だからなのもありますし、来年度に向けて教えるチカラを高めるためにも、ぜひ苦手な事をチャレンジしてみましょう!

昨日ツイートした内容について、解説していきます。

ここでいう「0→1」とは、今まで経験していない事だけでなく、経験が少ない事や、苦手な事も含みます。

どんな技術でも同じなのですが、学び初めが一番大変です。
技術レベルで言えば簡単な事ですが、学びとしての負荷は奥義を習得するよりも大変なのです。

でも、人はその技術レベルを習得してしまうと、その大変さを忘れてしまうんですよね。

例えば、自電車に乗れるまでにどのくらい時間と痛みを経験したか?逆上がりは?自動車の右折や駐車は?99の暗記も、そうだし楽器やゲームの指の動きだってそうです。

あなたが始めた頃の、期待と絶望を覚えていますか?
多くの人達は、その気持ちを忘れて、今目の前にいる初学者に異口同音で言うんです。

「なんでできないのか?」

と。

それで上手くいけば良いのですけど、上手くいかないから葛藤するわけです。
葛藤するのであれば、やり方を変える必要があります。

でも、まずは、忘れてしまった期待と絶望の感覚を取り戻しましょう。

そのために「広げる学び」のために苦手な事にチャレンジです。
もちろん得意分野を伸ばす事は大切ですが、人に教える役割があるのであれば、苦手な事にもチャレンジしていきましょう!

中島にとっては、このブログも苦手な事のチャレンジです。
文章を書く、ってやる事は簡単ですけど、継続して行う事はもう難しい!
Twitterでつぶやくのだって、毎日読書ログだって、なんだってチャレンジです!

あ、嫌いな食べ物も定期的にチャレンジしています。
今まで苦手でも好きになった食べ物や飲み物がありますからね。

でも、ウニとパクチーだけは、何度食べても苦手のままです。