本を書き上げて、一区切りしてます。
でも、一休みと言うよりは、次に向けての準備をしています。

中島の活動の一つが、NPO法人Grow Up で月1回開催している「自己肯定感を高める講座」です。
中島の考える自己肯定感とは「自分の成長する可能性を信じる気持ち」です。自分を好きとか嫌いとかではなく、今はできなくてもいつかできるだろう、そう思える気持ちが、自己肯定感が高い状態です。

自己肯定感は「他者依存から自己選択へ」「自他境界線を引き直す」「行動の習慣化」「思考の言語化」の4つのチカラを高める事で、高まっていきます。

今回は、自他境界線を引き直す話です。

自分と他人との境界線は二つの向きがあります。

自分→相手:自分の考えを相手に押し付ける。
自分←相手:相手の考えを押し付けられる。

なんでやってくれないの!なんでやるの!と思う時は「自分→相手」で、怒りの感情が強く出ます。
なんて自分はダメなんだろうか、こんな事もできないダメな自分、と思う時は「自分←相手」で、悲しみや後悔が強く出ます。

ちなみに、相手とは、他人ではなく、過去の自分も未来の自分も含まれます。

過去の自分の失敗や、未来の不安が、今の自分を苦しめているのも、今の自分とそれ以外の自分とで線を引き直していく事で、そのネガティブな感情を抑える事ができます。

さてさて、前振りが長くなりましたが、どう自他境界線を引き直していくか?の中でも、新しい行動を始める時に生じる心のブレーキをどう外すか?です。

やりたいけど、やれない
やってしまうと、他の人達からネガティブな反応があるのではないか?

そんな気持ちになった事ある人向けの内容です。
HSPはもちろん、親になった方も、あるあるなブレーキです。

理由は、もう過去の痛みとか未来への未知の恐怖なわけです。
でも、それを知っているだけでは線を引き直すのが難しい。
なので、自分の特性を知り、色々と作戦を立てて、ベイビーステップを積み上げる。

その繰り返しで、なりたい自分になる事は、誰にでも可能です。
では、さらにその先に進むためにはどうすれば良いのか?

色々な人や環境に振り回されずに、モヤモヤせずに過ごすためにはどうすれば良いのか?

元々赤面症で、人前で話す時は耳が赤くなって脇汗すごくて吃ってましたけど、今では何人を前にしても緊張もろくにせずにフツーに話す事ができます。

はじめは小冊子を書く事も抵抗していたのに、本を書くにまで至りました。
YouTubeも同じです。Twitterも同じです。

今できる事を積み上げていけば、必ずたどり着けます。
でも、HSPとしての限界も感じていました。

やっぱりですね、大丈夫でも不安は残っています。

中島は、他者評価がとても怖いです。
こんな仕事しているのに、未だに怖さを克服しきれてはいません。
講座後でもセッション後でも、あれで良かったのか?もっと良い言い方があったのでは?と自分を責めたりします。

今では心が少し重くなる、くらいですが、この仕事を始めた頃は一人になると悶絶してしまうほどでした。

話が長くなって来ましたね。
結論から言うと

「無責任でワガママでいってみよう!」

って事です。

HSP以外の人の「無責任でワガママ」は結構やばいですけど、HSPの「無責任でワガママ」は必要条件だと思ってます。

そもそも中島は「無責任でワガママに生きられる人達って羨ましいなぁ」と思ってました。
でも、特性的にできないから仕方ないよね、と諦めていました。

って言うのもですね、本を出版したらい色々と活動を広げていくとですね、アンチやネガティブな意見を避けられないので、もういい加減克服したいのです。

ワンピースのルフィの様なメンタリティを後天的に身に付ける事ができるのか?
当事者研究として、実験スタートです!