先日の話。
ご自宅でセッションしてた時の話。
個人の話しから、お子さんとの関係の話になった。

自分の思い通りにいかないと拗ねて困っている。
気持ちや思いを言葉にできないみたいで、先日すねた時は紙に書いて指で指してもらった。
もっと周りの人の事を考えて欲しい。

自己肯定感が高まってないからかな?もっと受け止めて上げて、お子さんが自分を好きになって、自信をもって欲しいな〜それのためにも一緒に過ごせる時間つくりたいですね〜
ただ甘やかすだけじゃなくて、自立をうながすような

料理は好きなんですよねー

それ!
夕食を一緒に作りましょう!
メニューを考えさせたり、一緒に買いものいって、一緒に作って
それなら無理なく過ごせますか?

いいですね!
さっそく今日からやってみます!
やっぱり、こんなリアルな話をお母さん達も求めてるんですよね〜

そうですよね〜そんな場を作って来ますか!

そしたらお子さん達が帰って来た。
買い物行く話しをして、お子さんもやる気になっていて、さて、帰ろうかな〜と思ったら、トラブル発生。

なんでも妹が学校で一緒に遊ぶと約束してた友達の親が家まで迎えに来たんだけど、一緒に行こうとして止められたらしい。

玄関ですねているお子さん。
色々話すも何もリアクションなし。

ん〜これか〜さっきの話のか〜と思うも、あココか!とばかりに、許可をもらってセッションスタート!

私:どーしたー
子:・・・・
私:(なるほど、目も合わせてくれない)
  夕食の買い出し行くんじゃないの?
子:・・・・(無反応)
私:遊びに行きたかったの?
子:・・・・(少しうなずく)
私:(さて、ここは気持ちの切り替えだな)
  そうだよね〜行きたかったよね〜
  ・・・どうする?これから行く?
子:・・・・(少し困った表情)
私:そだよな〜
  したら、先約束だし買い出し行こうか?
子:・・・・(少し困った表情)

私:そっか〜したら、このままで居る?
子:・・・・(少し困った表情)

何回か同じようなやりとりをしていく。

私:(そろそろ落ち着いて来たかな?)
  (紙に「このまま」と「買い出し」をかく)
私:じゃあさ、どっちがいい?
子:・・・・(ちらっと「買い出し」をみる)
私:うん、そうだよね、そっちがいいよね
子:・・・・(少しやわらぐ)

私:(ん〜もうちょっとだな〜理由を作って背中押してあげなきゃ)

親:アイス買ってあげるとかどうですか?
  今までもそれで、行く!ってなったときあるんですけど!?
私:あ〜それもありですけど、ごね得になるのがね〜
親:あ〜確かに〜
私:でも、お手伝いのご褒美ってのはありですね♪
  いつもじゃないけど、今回は特別でってのなら、いいかも

私:それでどうだろ?
子:・・・・(少し微笑む)
私:あ!アイスっていっても何でもいいの??
  中島家では120円以下なんだけど?
  ハーゲンダッツとか無しで、チョコモナカジャンボくらいでw
  何にする?
子:・・・・行ってから決める・・・
私:(良し!)
  ん、そだね、それが良いね〜
  すぐ行ける?
子:・・うん
私:じゃあ、行こうか!オレも帰るしね〜

親:あの〜先約束の話もしたいんですけど?
私:あ〜それは今じゃないな〜帰りとか?
  気持ちが上がったらにして下さいね〜
親:わかりました!

その後、車の中では気持ちを取り戻して、先約束の話もできて、料理を一緒に作ったそうです。

寄り添う事と、甘やかす事は、違う。
思いを受け止めて、わかってたって行動出来ない時もあるから、強制するのではなく、優しく背中を押してあげる事も大事。

そうやって子ども達の土地を豊かにしていけば、根を深く張り、もっと力強く、美しい庭になっていく。

今、だけみたら強制でもよいかもしれないけど、次のために、未来のために、種をまこう!