久しぶりのブログですが、GW明けは色々ありますから、親向けの内容です。
先日のツイートです
親にとって大切なのは、過去と未来と今とを行き来する視点です
— 中島 征一郎@先生の先生 (@nakajimasei) May 6, 2021
今だけ見ていては、子どもの成長を信じられない
過去だけ見ていては、子どもの主体性を育めない
未来だけ見ていては、今伝えるべき事を伝えられない
強い不安を感じた時は、どれか一つの視点だけで子どもを見ているのかもしれませんよ
去年からあまり聞かなくなったように感じていますが、五月病って言葉がありますよね。
まあ、無理に名付ける必要もないのですけど、GWが明けて次の祝日は7月22日ですから2ヶ月くらいあるんですよね。長期連休が終わって、次の祝日は2ヶ月後で、「やる気出せ!」って言う方が無理ってもんです。
大人だってそうなんですから、子どもだって同じです。
誰もがイライラしやすい、そんな魔の期間になるんです。
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人のイライラの9割は対人ストレスです。
職場でも、学校でも、家庭でも、人は一人で生きられないからこそ、避けて通れないストレスです。
イライラの原因は色々とありますが、大きく二つに「価値観の押し付け」と「思い込み」に分けられます。
ツイートしたように、過去と未来と今と、どの視点で子どもをみるか?がイライラの原因となり、解消する方法になります。
大切なのは、未来志向です。
未来から逆算していく事が大切なんですが・・・
どうしても「過去から今をみて、成長しないまま未来へとつながっていく」そう考えてしまうものです。
でも、人は成長します。
去年の自分と、今の自分が違うように、来年の自分も今と違っています。自分もそうだし、子どもだって同じです。
今、目の前で失敗しても、過去に何度言ってもダメだったとしても、それは未来も失敗し続ける事ではありません。
いつだって、誰だって、成長するんです。
そう、成長すべき、変えるべきは目の前の子どもではなく、鏡の中にいる自分自身です。
何度同じ事を言っても行動が変わらないのであれば、伝える言葉を変えましょう。子どもが主体的に行動できるように、話す内容を変えていきましょう。
それに、出来ないなら出来ないで、良いじゃないですか。
私達だって、自分達の子どもの頃の様子を思い出せば、まあ大概酷いものです。自分が親だったら、もっと文句言っていたかもしれない。
でも、過去の未来としての今は、なんとかやっています。子ども達も、きっとなんとかやりますよね。
そのくらいの気持ちで、次の祝日まで笑顔で日々を過ごしていきたいですね。