二項対立って知ってますか?

二項対立(にこうたいりつ、英:dichotomy、binary opposition)とは論理学用語の一つ。二つの概念が存在しており、それらが互いに矛盾や対立をしているような様のことを言う。元々は一つの概念であったものを二分することにより、それを矛盾や対立をする関係へと持っていくことを二項対立と言うこともある。
陸と海、子供と大人、彼らと我々、臆病者と英雄、男らしさと女らしさ、既婚者と独身者、白と黒、運動と静止、明と暗のように、相対立する一対の概念を二項対立という。二項対立は、言語学者のソシュールや人類学者のレヴィストロースなどの構造主義の学者に由来する分類概念である。二項対立で注意すべきことを挙げる。
wikipediaより抜粋

名前の通り、二つの事で対立させる考えです。

先日のツイートです。

学校の先生の多くは、テストの成績と授業態度を二項対立としてみています。

でも、それは対立させるものではなく、両立させるものです。
どちらか、ではなく、どちらも、大切ですからね。

これは学校の先生だけでなく、家庭でも、職場でも、同じです。

一見すると二項対立で、二律背反でトレードオフな関係に見えたとしても、両立できる事はたくさんあります。
人の悩みの多くは、どちらをとるか?ですから、その悩みを可能な限り減らすためにも、統合した選択肢を見つけていきましょう。

とまあ、言うのは簡単ですけどね。
抽象度の上げ下げのトレーニングを積んでいなければ、難しいでしょう。逆に言えば、トレーニングする事で、誰でもできる事なんです。

まあ、これも簡単に言ってますね。

でも、今目の前にある閉塞感や絶望感の多くには、乗り越えられる道がある事を知っておいて下さいね。