後進育成は、中島の活動の根幹です。
子ども達に教えるのも、大人に教えるのも、同じです。
前職でもそうでしたが、元々人に教えるのが好きなのもあります。
でも、自分の好き嫌いだけではなくて、何を教えて何を教えないか、具体的に考えて伝える事が大切です。
これこそが #教師のバトン ですよね
— 中島 征一郎@先生の先生 (@nakajimasei) June 10, 2021
何を渡して、何を渡さないのか?
思考停止してスルーパスするのではなく、しっかりと考えて判断して、手渡したいですね https://t.co/6F31M31xwu
先日の引用リツイートです。
学校の先生だけでなく、誰もが考えなくてはいけない事だと思っています。
中島 NPO法人Grow Up を立ち上げた理由は「いじめ」です。
辛くても大変でも、経験した方が良い事はあります。でも、いじめは別です。経験しない方が良い事です。
他にも、自分がされて嫌な事は、自分ではやらないようにしたいなと思っています。
でも、残念ながら「自分が苦労した事を他の人が苦労しないで楽するのは許せない」と考える人もいます。
あなたはどうですか?
もし、苦労して欲しいと思うのであれば、これ以上読む必要はありません。
でも、「確かにな」と思うのであれば、このまま読み進めて下さい。
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何を伝えて、何を伝えないのか
まずは書き出しましょう。
可能であれば付箋に書き出して、縦軸と横軸を作って、貼り直してみて下さい。
・自分がされて嬉しかったこと、嫌だったこと
・伝えたいこと、伝えたくないこと
嬉しかった事でも、伝えたくないことがあるでしょう。
嫌だけど、伝えるべきこともあるでしょう。
いきなり伝える前に、書き出して言葉にする事が大切です。
「手間で大変だし面倒くさい」と思われるかもしれませんが、言葉にしなければ、相手に伝える事はできないのですから。
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とは言え、あなたが伝えるのにどれだけ準備をしたとしても、それをどう受け止めるかは相手が決めます。
ですから「何を言うか?」と同じかそれ以上に「誰がいうか?」が大切です。
あなたが伝えたい思いがあるのであれば、伝えたい人がいるのであれば、その人から信頼されるような関係を作っていきましょう。
私達がそうであるように、偉そうにマウントとってきたり攻撃してくるような人の話は、適当に流してスルーしてしまう方がフツーですから。
「どう話して良いかわからない」と思われる方は、拙著をお読みいただければと思います。無料で試し読みができますので、何を伝えて何を伝えないのか、参考にして下さいね。