10月31日にNPO法人Grow Up の活動として行っている「自己肯定感を高める講座」を開催しました。

コロナ禍でオンラインの開催を主としていましたが、今回久しぶりにオフラインで開催しました。画面越しではなく、実際に久しぶりに受講された方々とお会いして、とても嬉しかったです。

オンラインにはオンラインの、オフラインにはオフラインの、メリットもデメリットもありますが、講師として知識や技術をお伝えするのは、やっぱりオフラインの方が良いですね。

今回は「自他境界線」についてお伝えしました。

自己肯定感を高めるために、というよりは、自己肯定感を下げないために、自分と他人との境界線を引き直す事は大切です。相手の言動に対して、イライラしたり怒る時は、自分の価値観を相手に押し付けています。

逆に、相手の言動に対して、悲しい気持ちや劣等感を抱く時は、相手の価値観を自分に押し付けています。

どちらの場合も、自分で決めています。相手が悪いのではなく、私たち自身の価値観で受け止め方を決めています。その価値観を書き換えていくのが、自他境界線の引き直し、です。

自分と相手は、違う。

それを知識だけでなく、参加された方々とで実感するのは、やっぱりオフラインの方が伝えやすいですね。

今行っている「ミドル教員のマネージメント(仮)」の活動の中で、初任者や環境が変化し時に安全基地となる存在をどう作るか?というのが新しい気付きであり、課題です。

安全基地とは、愛着障害での考えで、子どもの幼少期に安全基地となる存在がいると自己肯定感が高まりメンタルが安定します。安全基地の名前通りに、批判や評価をせずに承認する、安全安心な人の事です。

もちろん、人に限らず、場も安全基地になり得ます。

自己肯定感を高める講座は、職場でもない家庭でもない第三の居場所であり、安全安心な場となるように考えています。

物作りや体を動かすリフレッシュもありますが、学び合う場もリフレッシュの場としてご活用くださいね。

参加していただいた方全員がから「非常によかった」の評価をいただき、ご期待に応えられただけでなく、同じ気持ちだった事が嬉しかったです。

次回もオフラインで開催しますので、久しぶりの方も、初めての方も、会場でお待ちしております。

 

*いただいた感想の抜粋*

・自他境界線は知っていましたが、知っていてもできないを基準にして、意識してできるようにしていきたいと思います。

・成長マインドセットになる状況を書き出して、そういう状況を多く作れるようにしたいと思いました。

・定期的に開催してほしいです。その状況によって内容への理解度が深まりますね。

・自分を変える事は「自分の幅をどれだけ広げていけるか」という事に納得しました。

・安全基地の大切さや必要性を感じました。

・久しぶりの講座楽しかったです。他の方のエピソードを聞けるのがとてもためになります。

・自己肯定感について再確認したし、楽しいから学びの場はいいですよね。