自分自身の経験もそうなんだけど「知っている」だけでは、行動は変わらない。行動出来ない自分に気付いて、苦しんだ事もあった。

 講座や講演会で知識を伝えても、行動に移せるわけじゃない。

 どうしたら、行動に移せるか?

 大切なのは「納得感」
「ああ、なるほど!!」
って思えると、行動につながる。

 家庭内教育アドバイザーとして、親子の自然な関わりの中でのアドバイスするから、行動が加速する。

新聞紙を丸めてカタチを作り、糊で和紙を貼って、人形を作ろうとしていた時の話。

糊を使おうと思っている子どもを見て、机が汚れないように、新聞紙を敷こうとしたお母さんを止めて

私:それ!手出すの早い〜
  (子どもに向かって)あのさ、やばくない?
子:え?
私:それ(糊を指差して、机を見る)
子:・・・あ!
私:どうする?
子:ん〜新聞!
私:うん、そだね!いいね!!

 子どものためにも、自分のためにも、失敗させずに手を出すお母さんは多い。でもさ、それだと子どもは学べない。だって自分で考えていないんだから。

 問いかけて、考えさせる事で、「いいね!」とほめる事で、次へとつながる。

 そして、子どもが考えて行動する姿を見て、お母さんが納得する。「子どもに考えさせる」って意味が、理解出来る。だから、日常で子どもに問いかけて、考えさせて、ほめて、子どもの成長を加速させられる。

 子どもだって多くの事を知っている。でも、その知識や経験の使い方がわからない。だから、教えなくても、気付かせて考えるきっかけを与えるだけで、行動は変わります♪

 家庭内教育アドバイザーは、こんな仕事です(o^^o