思考の筆算のススメ〜あなたは暗算派?筆算派?〜
私の好きなマンガでありアニメの「ベイビーステップ」を題材に、思考を筆算する事の大切さ3回に分けてお伝えする、第2回です。
第1回「思考を筆算するという事」
第2回「あなたは暗算派?筆算派?」
第3回「日常に筆算を活かす」
今回は、思考を暗算した方が良いタイプと、筆算した方が良いタイプについてお伝えします。
ネタバレですので、楽しみにされている方は、ご注意ください。
ベイビーステップ
勝木 光
週刊少年マガジン 連載中 最新刊36巻
http://www.shonenmagazine.com/smaga/babysteps
週刊少年マガジンHP
NHK Eテレにて10月3日(土)午前1時から再放送スタート!
http://www9.nhk.or.jp/anime/babysteps/
天才と秀才のたたかい
今回は、アニメだと2期の15話〜18話で登場する、井出くんとの全国大会出場をかけた関東大会2回戦試合について、心理面から分析していきます。
井出くんは、今大会第5シード。明るく元気なおっちょこちょい、強気なプレーでファンも多く、この試合にも友人が応援に来てくれています。応援してくれる人が多かったり、何か因縁があった時にチカラを発揮するスター性を持っていて、全国1位の難波江くんも「井出くんと試合するなら、競り合った試合をせずに、始めから決めに行く」と言わせるほどで、半年前に行われたの全日本ジュニア選抜室内テニス大会ではベスト8の全国区の選手です。
試合前に交通事故に遭遇し、ケガをした少年に付き添い、試合時間に間に合わず、エーちゃんの好意で開始時間を遅らせて、試合が始まりました。
そんな事から、試合前から異様なムードで井出くんのスター性が早くも発揮されるのですが、エーちゃんはつねに思考し続ける冷静な試合運びで前半リードしますが、井出くんがエーちゃんのプレイスタイルに対応し追いかけるも、エーちゃんが1stセットを取ります。
2ndセット序盤は均衡がたもたれるけど、事故の少年が会場に来て雰囲気が一変し、井出くんが取ります。
Finalセットは異様な雰囲気の中、エーちゃんは自分とのプレッシャーや葛藤と向き合いながら、大激闘を制しました。
筆算派と暗算派の違い
エーちゃんは、オールAとってますし、テニスも急成長していますが、秀才タイプです。自分に合った手法を繰り返して身に付け成長していくのが、秀才タイプです。
試合中での思考についても、ノートに書き出して整理していき、実際の行動を変化させていきます。
逆に、井出くんは、深く思考したりせずに、その場の自分の感覚を信じて行動していく、天才タイプです。
試合中での思考は、イメージと音で整理していき、実際に行動を変化させていきます。
もちろん、天才秀才の話ではなくて、どちらが良いとかという話でもなくて、問題を目の前にしたときの解決策をどう導き出し行動につなげるか?なんです。
エーちゃんのように、筆算して行動につなげるのか?井出くんのように、暗算して行動につなげるのか?あなたは、どっちですか?
暗算派でなければ、筆算を試そう!
井出くんのように、暗算で行動がかえられるのなら、もちろんそれでOKです!
でも、もし、あなたが暗算派だけど、行動につながらないんだよな〜と思うのなら、ぜひ筆算を試して欲しいと思います。
筆算の仕方は、ただ紙に書き出す事でもOKです。
「悩みを書き出そう!」
「夢を書き出そう!」
とか、色々な本とかに書いてあるのも、同じ事なんです。
暗算派だよな〜って思っている人の多くは、筆算をやり方を知らないってケースが多いです。それだけ井出くんのような暗算派って少ないんです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。「思考の筆算?暗算?どっちだろ?」って思って頂けると嬉しいです。
残念ながら、思考の筆算方法は学校教育ではその方法は教えてくれません。もちろん教えてくれる素晴らしい先生はいますけど、やっぱり特別なんです。
あなたが勉強で使って来た方法があれば、それを試すのも良いと思います。
でも「思考の筆算て言われてもな〜」と思われるなら、マインドマップの講座で体験して欲しいと思っています。そうすれば「なるほど!筆算スゲー!」って思ってもらいたいから。
では、次回「日常に筆算を活かす」でお会いしましょう。
*画像について関係者の方がいましたら、削除しますのでご連絡下さい。