障がいのある方が居てくれたから、中島の世界が広がりました!

昨年くらいから福祉に携わることが多くなって、前から療育はしてたけど、実は考えてた事がありました。

「障がいのある人の役割ってなんだろう?」と。

社会で生きていく以上は誰かの役に立つ必要があり、自分の得意不得意問わずに、自分なりの役割が必要だと思ってた。んでも障がいのある人は出来ない事が多くて、社会的弱者であり、でも弱者ゆえの強者でもある。

今まで仕事だったり、ボランティア活動をしたり、親御さんの悩みも間近で見てて、福祉施設では利用者さんと幹部の方と行政に板挟みの担当者の方を見ても、ん〜〜って思ってた。

でも昨日のスペシャルオリンピックスのゼネラル・オリエンテーションに出て、気づいた。あ、その講義の中で出た話ではなくて、前から考えてた答えがカタチになった感じです。

障がいのある人がいるから、つながりが生まれる、仕事が生まれる。

虫歯とかあるから歯医者さんがいて、内科も外科も同じ。
視力が落ちるから、眼鏡屋さんがいる。
自分で作れない作りたくない料理があるから料理屋さんがある。
車だって、パソコンだって、サッカーだって、ピアノだって、なんだってそう。

障がいのある人がいるから、福祉施設がある。
子どもがいるから、保育園とか学校とかがあるように。

そして、そこで働く人がいて、お金を稼ぐ。

親御さんは、フロアホッケーとかプレジョブとか色々なところへ行って、社会とつながる。まあこれは、野球やったりダンスやったりと障がいあるなし関係ないかもだけど、でも、自分達が知らない社会とつながる。自分が子どもの頃に経験してきていない、自分の知らない世界とつながれる。

もちろん、中島も同じです。
障がいのある方が居てくれたから、や個別指導や研修講師として求められお金稼いだりしてるし、フロアホッケーでコーチやらせてもらったり、法人後見人支援員もそうで、今まで知らなかった人達とつながった。

親御さんにとっては「障がい」って呼び名は好きじゃないだろうけど、でも、その言葉が全く言葉がなくなることはないと思うんだよね。年金もらったりしてるし。

だからこそ「社会の見えないものを見せてくれる」のが役割なんだと思うんだ。

先日、法人後見人支援員としてモニタリング会議に参加した時に担当の方に言われた

「いつも行っているコンビニでは顔を覚えてくれて、おにぎりやパンは袋にいれて、缶コーヒーにはテープ貼って欲しいこだわりがあるんだけど、ちゃんと対応してくれて、声までかけてくれるんです。」

そのレジのバイトの方の世界が広がったよね。こだわりがある人がいる事を教えてもらったんだよね。そうすると接客技術が向上するので、他のお客さんにとっても良い事だ。

中島も同じで、個別指導している時も、フロアホッケーを教えている時も、他にもボランティア活動してるけど、障がいのある方と接する時に、色々と試行錯誤を繰り返してる。

そうすると観察するチカラや対応力が磨かれて、カウンセラー・コーチとしての技術が磨かれている。

こう書くと嫌な気持ちの人が居るかもしれないけど、障がいのある人を天使だなんて思わない。中島と同じように凸凹がある人で、その凸凹が中島とは違うだけ。だから可哀想とか思わないし、されて嫌な事は嫌と言うし、ダメな事はダメって言う。そして、その人がチャレンジしたり、すごいじゃん!って事は素直に伝える。

障がいの有る無しなんて関係ない。年齢だって、性別だって関係ない。ただ目の前の人に寄り添うだけ。

だから、福祉へとオレをいざなってくれた初めて療育の相談をしてくれたご家族に感謝します!その子が居なければ、もっと福祉は遠い世界で、今よりも世界は狭かったから。

今ではもっともっと多くのつながりができけど、でもまだ見えていない世界があるから、これからもオレに世界を見せて欲しいから、ボランティアとして、フロアホッケーだったり、えみくるだったり、ぷれジョブだったり、色々と参加させていただきます♪