前回を未読の方は、ご一読いただいてから、お読みください。
教えるチカラと教わるチカラ その1

教えるチカラと教わるチカラの2回目です。

プログラミング授業での話。

文章が苦手な子がいました。作文とか文章書いても間違う事があり、それを指摘するとイライラして投げ出しがちだった。
でもプログラミング授業後に、先生からの文章を書くときのアドバイスをなぜイライラせずにきけたのか?

大切なのは、教えるチカラと教わるチカラです。

教える側と教わる側、どちらのチカラもあって、理解します。

その教えるチカラ教わるチカラとは何でしょうか?

「言っても伝わらない」のは、教える側のチカラ不足と、教わる側のチカラ不足、どっちもあるんです。

お互いの矢印が届かなければ、伝わりません。
教える側がどれだけ頑張っても、どれだけ声を大きくしても、教わる側に届かなければ、伝わらない。

逆に、教える側に教えるチカラが無くても、教わる側の矢印が長く届ければ、伝わります。

伝わらないと、イライラします。
教える側も、教わる側も。

お互いに、自分の無力さを感じるからです。
「何で伝わらないの!」
「何言ってるかわからない!何でダメなんだ!」
って。

理解するのに基本となるのは、その人の知識量。

知識が多ければ、理解しやすくなる。
中島も講座の時やセッションの時も「例え話」を多用します。

相手がサッカーをやっているならサッカーで、ゲーム好きならゲームで、それは手芸でも料理でもスポーツでも何でも。

伝えたい事の媒介として、別の知識で、相手の知識とつなげる。
それが「教えるチカラ」

教わる側が知識をつける事で「教わるチカラ」が高まる。

その知識を、中島が行なったプログラミング授業で学んだ。
詳しくは前回のブログに。

そこで読解力が高まったから、知識が増えたから、先生のアドバイスを受け止め理解できるようになったんです。
知識が高まり、教わるチカラが高まると、同じ教え方でも理解できるようになります。

先生も親も、教える側が教え方を学ぶのも大切ですが、教わる側が知識を増やす事は同じように大切です。

その知識は、伝えたい事を教えるときに身に付けるのでは無く、別の事を学んで身に付ける方が効果的です。

今回のプログラミング授業だけでなく、スポーツでも、音楽でも、料理でも、ゲームだって、教わるチカラを高める知識を育む事ができます!

そして、やらされてやる、よりも、やりたくてやる!方が効果が高い。勉強ではないものにも、どれだけ本気でやったか?が大切なんです!

あ、もちろん、それがすぐに身に付くとは限りません。

中島の授業や講座では「楽しんだら身に付いてた」となるように構成していますが、多くの場合は、それを身に付けるため楽しむために行っているから、そのままでは教わるチカラに活用できない事の方が多いでしょう。

でも、知識と経験が高まります!
すぐには活用できなくても、その知識と経験は必ず役に立ちます!

大人からするとムダに見えることでも、そんなことばっかりやって!って事でも、やりたい事をやる事で、理解力が高まる。

それは、大人だからわかる事でもあるんです。あなたも、そんな経験があるでしょう。

一見遠回りのようでも、それが最短距離。
今やりたい事を、全力でやって見ましょう!