10月24日柏崎市のまちからでコミュニティナースの矢田明子さんの講演会「地域医療を支える一つの可能性〜まちを元気にするコミュニティナース」に参加しました。

最初はですね、参加する気無かったのですが、仲間が行くというので、じゃあオレもと軽い気持ちで、何年振りかに会えるのを楽しみに行ってきました。

早めに集合して、会場で色々と話をしていたら、なんでも矢田さんとはFacebookでつながってるらしく、凄い人だとの事。むむむ、凄い人が凄い人って言うのって凄い気になる。

話してたら、偶然と言うか必然と言うか、会場の確認しにきた矢田さんと会う。なるほど、空気感が違う。底抜けに明るいんだけど、しっかりしてる。こりゃあ楽しみになってきた!

気がつくと人がいっぱいで、知った顔も多かった。制服姿の女の子も何人かいて、今思うと男の子はいなかったような、大人だけでなく若者が参加するって良いよね!

講演はスライドを使いながら、矢田さんが話すスタイル。

島根県雲南市での活動の紹介。
これだけだと何ともだけど、矢田さんの解説等が入ると生き生きしてくる!

内容を順番に書くのも何なので、中島の気付きを書いて行きます。

文はちゃんと記録していないので、記憶とメモとでのなので、矢田さんの発言とは異なるのをご了承ください。

「地域に入りたければ、有力者を巻き込む!」
信頼貯金のある人って言葉がなんども出てきた。

町内会長や市役所の人やお店の人や、色々な人に支えれれてと言っていた。
はじめは多くの人達に反対されたけど、それでも頭を下げ続けたら、ある日町内会長が助けてくれて、そこから流れが変わった、と。

何でわかってくれないんだ!なんて事は一言も無かった。感謝の言葉はたくさんあったけど。

それってオレ自身が思っている事と同じ。
老害はわかってねー若い奴らの邪魔すんな、的な意見を聞いたりするけど、それ違くね?と。人は変化を嫌う。だからこそ対話が大切であり、相手が悪いと言うのは、相手に依存しすぎだと思うんだよね。

思いがあって行動するんだからこそ、仲間を増やしていく必要があり、それこそ反対勢力をどう仲間にするか?そっちの方が建設的だよね。

「地域を変えたければ新しいプラットフォームを作る!」
コミュニティナースを他の事業に織り込んでしまっているのが凄い!

コミュニティナースの講演なんだけど、いわゆる資格ビジネス的な話は全くなくて、プラットフォームを作って、そこにコミュニティナースを入れてるから、そこを経由する人達は全員がコミュニティナースが当たり前になってる。

すごいぜ。

これコミュニティナースって資格ビジネスにしたら、お金は稼げても、地域は変えられていないよね。どうしても専門家は、専門知識の中で行動しがちだけど、コミュニティナースを一般化するためにはベストなやり方。

学校で算数習ったりするから当たり前が共有されて、それがフツーになる。コミュニティナースがいるのが当たり前な社会を作り上げるには、認知度を高める必要があって、売らんかなマーケティング手法ではたどり着けない事だと思う。

この話は、自殺予防団体の「ゲートキーパーまめしてら」さんから依頼されてるワークショップでも、南魚沼市でのプログラミング教育でも取り入れでみよう!

「矢田さんは桃太郎」

神田昌典さんのタイプ分類の桃太郎理論でいうと、桃太郎、犬、猿、雉の4分類で、矢田さんは桃太郎。旗を掲げ人を動かし導いていく。それだけの情熱を持っている。

中島は、犬。実務家の犬。桃太郎の思いの実現をサポートする役割。

話を聴けば聴くほど、すごく共感する部分と、すごく距離を感じる部分があった。それはタイプの違いなんだと思う。

まあ中島もNPO立ち上げたり、様々なコンテンツ作ったりしているけど、コミュニティがってのは違和感があって、それよりも職人ギルドの方がしっくりくる。

矢田さんの実績は素晴らしいけど、同じ様な事をする必要はないよね。リーダーシップを強く発揮する人もいれば、メンバーシップを強く発揮する人もいる。リーダーはメンバーがいるからリーダーであり、メンバーはリーダーがいるからメンバーであり。どっちも大切。

最初に書いた通り、多くの人達に支えられてきた矢田さん。多くの人達に支えたいと思うように行動してきた矢田さん。

自分はどっちなんか?わからなければ、どっちもやればいいよね!
チャレンジ!

最後に

まさ、新しい時代のリーダー像を観ました。すごい人だ!

その凄さは、使命感の様な意志の強さだと思った。

人にはきっかけが必要であり、誰でも矢田さんの様にはなれないだろうけど、矢田さんの様な人が身近にいれば応援していく、そんな社会にしたいなと思いました。

やっぱり大切なのは、人と人とのつながり。