「お母さんの自己肯定感を高めるコーチング3ステップ」での個別コーチングセッションでの話。
*内容は、本人から許可をいただいています。

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「そう言えば、昔ありのままでいいって言われたけど、今の自分に不満があって、ありのままでってのが苦しかったんですよね」

コーチングしているなかで成果が出て、ここまで成長している事、もっと成長していける事を話していた時に、クライアントさんが納得いかないようで、そしてふと気付いたようで話し出した。

子どもが小さかった時に、講座やサークルに参加していてよくいわれたのが、あなたはありのままで良いんですよ、あなたは悪く無いんですよ、って言われたんですけど、私にも悪い所はあったし、でも、そう思う事がダメなんだって苦しかったんです。

他の参加者は、泣いたりしていたんだけど、私にはわからなかった。だってその場は良くても家に帰れば同じくり返しだったし、なにをすれば良いかなんて教えてくれなかった。でも、居場所が欲しくて何回も行ったんですけどね。

私は「あなたは悪くない」なんて言う気もないし、「あなたは悪い」なんて言う気もさらさらない。

大切なのは、過去ではなく、未来だ。そして、今なにを行動するか、だ。
「ありのまま」とは「自由に生きる」事であり「自分を認め好きになる」事だ。そして、自分の中にしかない答えを見つけ出す事だと思う。

人は過去の痛みによって、行動にブレーキがかかっている。もう痛みを感じたく無いから。そして、その痛みがくり返されると、もう感じなくなってしまう。自分には出来ないって思い込んでしまう。そうやって選択肢が1つになって苦しんでしまう。

ありのままの自分を取り戻すのに大切なのは「考え方」「知識」「行動」の3つ。この3つを少しずつ高めて行く事で、選択肢が増えて、ブレーキを緩め、行動して行く事で、自分を好きになって行ける。
もちろん、今のままで良いなら、それも良いと思う。前に進むも進まないもあなた次第だ。

でも、あなたが違和感を感じて、学びの場を探しているのなら、学びの場は色々ある事を知って欲しい。

学び、考え、話しをして、行動して行く事で、あなたの中にしかない答えを、共に見つけていきましょう。